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デトランスα 使ってみた効果/購入の際には偽物に注意。
ぼくはワキガ持ちですが、手術はしていません。
過去には手術をするかどうかも随分と悩みました。
しかし結局、手術をしない選択をしたのは、手術をするリスクと怖さを考えたからです。
その選択が正しいのかどうか今でもはっきりとは分かりません。
ネットで知り合ったぼくの知人に、ワキガの手術をした男性がいますので、彼の経験を踏まえて「手術する?しない?問題」を軸に治療法を考察してみました。
ワキガの治療法は大きく2つに分けられます。
保存療法と手術療法です。
目次
保存療法
保存療法とはいわゆる手術しないぼくのような選択をした方向けの治療法です。
種類がいくつか細分化されているのでそれぞれ説明をしますね。
ワキ毛の処理
腋毛の処理をすることにより、腋に汗などの皮膚分泌物が多量に保持されるのを防ぎ、また常在菌の培地が減る事により汗などの分解量を軽減して腋臭臭も軽減出来る。脱毛に関しても同じ原理である。但し、腋毛の処理、脱毛も腋臭臭の原因であるアポクリン腺に対し直接作用する訳ではない。また、制汗剤の治療と混合することにより効果は増す。只、腋の皮膚を傷めると制汗剤も使用できなくなる場合があるので、十分な注意が必要である。

わき毛を処理したくらいで臭いがなくなるのであれば、誰も苦労しない。 気休め程度に処理してもいいが、根本的な改善にはならないよね。
アルコール消毒
市販の消毒用のエタノール水溶液又はイソプロパノール水溶液を脇部に塗布して、臭いの元となる常在菌を殺菌する。前述の脇毛の処理と併せて行えばより効果が高い。

アルコールは飲み物です。ワキに塗るんですか?これを使うくらいだったら、専用のデオドラント商品を使いたい。お手軽に使用できなそう。
制汗剤
制汗剤は多くの薬局等で販売されている。これは、殺菌作用があるため、皮膚常在細菌を殺し、汗などが分解されるのを軽減することにより臭いの発生も軽減させるものである。しかし、これは腋臭の原因であるアポクリン腺に直接作用する訳ではないので一時的に臭いの発生を抑えるものである。といっても、軽度~中度の人は制汗剤により臭いの発生を抑えられる。なお塩化アルミニウムの配合された制汗剤の場合は、汗腺に対し直接作用するので汗そのものに対する効果も期待できるが、日本では塩化アルミニウム配合の制汗剤は主流ではなくあまり販売されていない。

海外製のデトランスαやデオエースEXは塩化アルミニウムが主成分、デトランスαを使っているけど、なかなかいいよ。肌の弱い方は痒みがある場合もあるそうです。
ボトックス注射
A型ボツリヌス毒素製剤(商品名ボトックス)を注入することにより、汗の分泌を促進させる神経伝達物質アセチルコリンを抑制させ、発汗自体を抑制させる。1回の注入で4ヵ月から6ヵ月間効果が持続する。

神経に作用する注射を打つって・・・・ちょっと怖くないですか?でもこんな方法もあるんですね。勉強になりました。
手術療法
手術は費用の高さ、失敗のリスク、病院選びも難しそうだから不安要素はあるよね。
勇気を持って挑戦することも大事なのかな?
剪除法
現在、最も一般的に行われている手術療法である。腋の皮膚の皺にあわせ、3センチから4センチほどの切開を1本ないし2本入れ、指で皮膚を裏返し、目で確認しながらはさみでアポクリン腺を切り取っていく方法である。

説明文を読むだけでも怖いです。ぼくの知人はこの剪除法を施術したとのことでした。術後の臭いを嗅がせてもらったことがありますが、とてもワキガ―だったとは思えないほどの出来です。羨ましいけど、勇気がないなあ。
吸引法
腋の上部を1センチほど切開し、脂肪吸引等に使うカニューレと呼ばれる器具を挿入してアポクリン腺を吸い出す手術療法である。これを改良したものに超音波吸引法がある。
皮下組織削除法
ローラーとカミソリ刃がついたはさみのような器具を用いて行う手術療法である。腋の上部を1.5センチほど切開し、その部分から腋の下に器具を挿入、操作させることによって、アポクリン腺を削除する方法である。
切除法
腋毛が生えている部分の皮膚を切り取る手術療法である。腋の皮膚部分を大きく切り取るため、運動障害の後遺症が残る可能性がある。

後遺症なんて聞くと怖いです。リスクもあるんですね。手術前に同意書とか書かされるんでしょうか。
ミラドライ
皮膚を切開せずにマイクロウェーブ(電磁波)をワキの皮膚表面から照射し、水分に反応して熱を発生させ、汗腺を破壊する治療方法である。
ビューホット
剣山のような無数の細い針を脇に刺し、そこから高周波を発射して直接アポクリン腺を破壊する治療方法である。
レーザー治療
レーザーを照射して毛穴を破壊する。そのため、汗の分泌やワキガの原因となる汗腺からの汗の分泌が抑えられる。

手術といってもいろいろな種類があります。担当医とよく相談して治療法を考えてみるのが良いでしょう。手術の必要がない方も多く相談に来られますよ。
保存療法と手術療法どっちがいいの?
ワキガの程度によると思います。重度のワキガのかたはリスクを考慮したうえでさっさと手術してしまえば、もう悩む必要がなくなるはずです。
手術が怖くなければ中度のワキガ持ちの方でも手術を見据えて、お医者さんに相談することから始めてみましょう。何かが変われるはずです。
中度のワキガ―のぼくは一応、保存療法で現状維持しています。今後良さそうな手術があったらやりたいとは思っています。
あなたもワキガライフを変える初めの一歩を踏み出してみよう。