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交通事故の概要
事故の状況を下記に図解してみましたので、ご覧ください。現場は見通しの良い交差点です。【図1】
一時停止アリ、歩行者用の押しボタン式の信号のみがある交差点。
車用の信号がありませんので、一時停止、左右確認で車の横行がないと分かった時点で交差点に進入できます。 いっぽう、図1で左から交差点に進入しようとしている車が相手の車です。事故当時、信号は青だったという目撃証言があります。そもそも歩行者がいない限り赤信号になることはありません。
相手側からしてみれば、普通に青信号で交差点を通行しようと運転していたところに、急に横から車が飛び出してきて、さぞかし驚いたことでしょう。
その結果、
交差点の中央、相手車線寄りでぼくの車の左側面前方部分と相手の車の右前方部分が接触するという事故になりました。
過失の割合は正式には決定していませんが、おそらく9割以上はぼくに非があると見られます。
事故原因は何?
事故に因る怪我の影響で事故原因ははっきりとは分かりません。
推測するに、ぼくに相手車両が見えていなかったのではないか? という思いが強くあります。
一時停止はおそらくしたと思います。その時点で左右確認はしています。しかししっかり確認できていたかどうかとなると、出来ていなかったということになり、それが事故の直接の原因となります。
では、何故しっかりと左右確認が出来なかったか?についてぼくは一つの仮説を立てました。
車の構造上の死角
交差点進入時に、何故しっかりと左右確認が出来なかったか?
ぼくが思う原因コレ、
運転する車の左前方のフレーム部分(ピラー)の陰によって死角が生まれ、左から近づいてくる車が見えなかったこと。
車の構造上の死角です。
運転席側から斜め左側はこのフレーム(ピラー)によって見えにくいです。運転する人ならそれは十分承知です。しかし相手との位置関係によって恐ろしいほど見えなくなることもあります。
ぼくも見通しの悪い交差点であれば、もっと慎重になっていたと思います。しかし現場は見通しの良い交差点。自分の視覚を信じ過ぎ、ほんの一瞥の確認で、安全確認を終了させてしまったのです。それでは確認したとは言えません。実際に左から来た車を確認できていませんもんね。
言い訳に過ぎませんが、自分の運転へのちょっとした過信が招いた落とし穴でした。もっと細心の注意を払うべきでした。もし同乗者が乗っていたらと考えるとゾッとします。子どもが乗っていたとしたら?後悔しかありません。ぼくの人生は大きく変わっていたでしょう。
車を運転するということは、命を預かっていることだということを真剣に考える必要があります。
死角の部分、
車の外側から見れば、死角を作るのはこの赤丸の部分(ピラー)です。
ちなみにぼくの車はこの赤丸のちょうど下部分に、相手車両に激突されました。きっと事故の瞬間も見えていなかったのでしょう。
そして事故によってぼくは車外に放り出されています。
ドクターヘリで搬送、身体と記憶が飛ぶ!交通事故で外傷性くも膜下出血。
誰にでも起こりうる事故
あなたは自分は大丈夫と思っていませんか?青信号だからと安心していてはいけません。急に飛び出してくる車はあなたのことなどまったく見えていませんよ。加害者にならなくとも被害者になる危険は誰にでもあるのです。
皆さん、注意してくださいね。
