事故の記憶はまるでない。
事故当日の午前中、ぼくは仕事中だった。駐車場から右折で車を国道に合流させなきゃと思ったところから記憶がない。
記憶があるのは事故発生から丸一日経った後。しかしこの記憶も、今振り返るとペラペラの薄い記憶だ。両親嫁義母が病室に来ていたなーくらいのことしか思い出せない。事故当日に至っては家族と話していたそうだが、その記憶は無いし、家族によると何度も同じことを言ったり的外れな時間軸でしゃべっていたりしたそうだ。マジか?
日を追うごとに記憶がはっきりしているので、事故直後は脳のダメージで記憶力が弱まっていたんだろう。
問題の事故の発生についてだが、
先に述べたように事故の記憶はまったくない。
後から聞いた話では、助手席側から他の車に衝突された事故らしい。ぼくは何故か車外で倒れているところを発見された。駆けつけた救急隊員によって救助された直後、ぼくは目を開けて話もしていたそうだが、正常な意識ではないと判断されたらしく、ドクターヘリによって40km離れた赤十字病院へ搬送された模様。
目を開けて話をしていたぼく自身そのことをまったく覚えていないのだから、救急の方の判断は正しかったのだろう。
そして自分がどんな立場にあるかを認識し回顧できるようになるまでに、まる一日要することになる。
秋田赤十字病院前にて撮影(2019.11.22)
HCU(高度治療室)にて自我覚醒。
外傷性くも膜下出血で重症、これがぼくの診断結果。
万人はあまり経験することのないドクターヘリからの景色や様子を記事内でも紹介したかったが、その記憶がないのが残念でしょうがない。
※追記
事故の相手方は軽傷だったらしいです。過失の有無はまだ不明ですが、早く謝罪したい気持ちです。
※追記
事故の相手方とお会いしました。怪我のほうも完治しており、スムーズに和解できました。