生まれも育ちも現在も、秋田県在住のおじさんです。東日本大震災から8年以上が経ちました。今でもあの日のことは忘れません。頑張ろう東北。
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東日本大震災について
2011年3月11日 (金曜日)14時48分18秒
宮城県沖130kmを震源とする東北地方太平洋沖地震が発生。マグニチュード9.0は日本周辺の観測史上最大。
震災による死者・行方不明者は1万8,430人、建築物の全壊・半壊は合わせて40万4,890戸が公式に確認されている。
写真:宮城県気仙沼市
ぼくの大震災
みなさんはあの日の14時48分、何をしていましたか?
ぼくはランチをしていました。
仕事が休みだったので、嫁と当時1歳の子どもと遅めのランチです。
どこで?
じゃーん。太郎少年⬇︎
いつもお世話になってます。腹ペコ男子の救世主、すたみな太郎。
好きなものを一定料金で自由に好きなだけ食べれるのが嬉しいですよね。いわゆるバイキング形式です。
バイキングという言葉を、料理の形式の意味で使うのは日本の用法です。外国でも通じるのはビュッフェですね。
でもすたみな太郎はビュッフェじゃなくてバイキングです。
だって、ロゴマークのキャラクターの太郎少年(?)がバイキングですもん。
他国でバイキングと言えば左の絵の人物のような「船で海を渡ってヨーロッパ各地に侵攻したノルマン人」のことです。料理形式のことではないのです。
この肉はイメージです。⬇︎
安い肉をお腹いっばい食べて、さて最後にソフトクリームでも食べて帰ろうかな?というところであの大地震がきて、店内大揺れでした。今まで感じたことのない大きな揺れでした。
店員さんも他のお客さんも動揺しています。店内の被害は停電だけのようですが、
これじゃ、ドリンクバーも使えないし、ソフトクリームも食べれないじゃあないか?
停電は続きます。
店の外に出たがるお客さんが現れますが、停電のため、お会計をするためのレジが動きません。
さすがすたみな太郎、ここで神対応が!
「お会計はいただきません。どうぞお帰りください。」とのこと。
お客さんをいつまでも留めておくことはできないための決断だったと思います。
デザート以外ほぼ食べ終わっているぼくらでも帰っていいの?
いいんです。
チャンスとばかりに嫁と子どもを連れて外に出ます。「ごっつあんです。」
車で自宅に向かう途中、突然、季節外れの大粒の雪が降り始めました。
天変地異。
車載テレビに太平洋側の東北地方の被害が写っています。津波が襲ってくる様子が上空ヘリによってリアルタイムに中継されています。
ぼくは東日本大震災で、少しだけ得をした数少ない東北人だと思います。
あの日のことは忘れません。
ありがとう太郎少年、頑張ろう東北。
あの日から3年後、
お昼のテレビ番組「バイキング」の放送がフジテレビで始まった。番組当初は、今のように全曜日が坂上忍のMCではなく、曜日によってMCが変わるバラエティ寄りの番組で、視聴率がものすごく低かった…
このことも忘れません。