「昼寝しない」でネット検索すると上位表示されるのは、「赤ちゃんが昼寝をしない」ばかり。
しかし今回は訳あって、大人の昼寝について調べてみました。
何故、ぼくが「昼寝しない」で検索したかというと、わが家ではぼくは昼寝したい派、妻は昼寝しない派なんです。
夫婦でこの価値観が違うことで喧嘩になることがあります。
妻に昼寝を理解してもらうために、まずは昼寝をしない人について知らなければならないと思い、「昼寝しない」で検索したわけです。
目次
昼寝したい派
昼寝したい派には、昼寝をしたくても仕事などの都合で、実際には昼寝をできない人も含まれることにします。昼寝したい気持ちは理解できるグループです。
ぼくも昼寝したい派で、昼寝できるチャンスがあれば寝ておく、そもそも昼過ぎあたりには眠くなる体質になっています。
お昼寝の後の頭がスッキリした感じはとても気持ちがよく、午後からの活力を取り戻したように思えます。
昼寝は赤ちゃんだけのものじゃない!
昼寝しない派
昼寝できる時間があっても昼寝しない、そもそも眠くならない。ぼくの妻は昼寝をしたことがなく、眠くならないそうです。
その代わりに、妻は「肩が凝る」とか「頭が痛い」と、ぼくが昼寝をしたい時間に言うことがあります。これって眠くても昼寝出来ないでいる時の症状じゃん!少し眠れば肩凝りや頭痛も治ると思うのですが、妻は眠気では無く具合が悪いためだと言います。
具合が悪い時もあるでしょうが、ぼくの昼寝には批判的なのに対して、自分の体の調子を眠気とこれっぽっちも結び付けないところが不満です。
具合が悪いと言って横になった妻は案の定、具合が治ります。横になって眠ったから治ったのでは?
すいません、個人的な感情を持ち出してしまいましたね。
昼寝をしない人は夜にしっかりと睡眠がとれているため昼寝の必要がないのでしょう。
昼寝は悪くない!
結論として昼寝は悪いものではありません。
それは夜にしっかりと睡眠をとれている人にとってもいえます。
科学的にも少しの昼寝は健康や脳の疲労回復に良いとされるレポートがNASAや大学の研究などからもあります。
そして10〜20分ほどの昼寝はエネルギーや集中力、判断力の回復に効果があると実証され、職場での昼寝を推奨する企業も増えています。
・20分以上の昼寝は逆効果
・夜の睡眠に影響を与えないために午後2時までに昼寝をする
認知症についての報告
高齢者337人のアルツハイマー患者とその配偶者260人の「昼寝の習慣と認知症発症リスク」について解析をおこなった報告があります。
興味深いことに「30分未満の昼寝」をする人は「昼寝の習慣がない」人に比べて、認知症発症率が約7分の1でした。そして、「30分~1時間ほど昼寝をする」人も、「昼寝の習慣がない」人に比べて発症率が約半分になることがわかったのです。これだけみると、「昼寝は認知症を遠ざける」といえそうですが、「1時間以上昼寝する」人は、「昼寝の習慣がない」人に比べて発症率が2倍も高いことがわかりました。この結果から、昼寝をしすぎるとかえって脳にダメージを与える可能性があり、30分未満にとどめたほうがよいといえるでしょう
引用:東洋経済online
昼寝したい派には朗報ですね。
昼寝しない人にも理解していただきたい結果です。