小学生になって勉強をがんばっているお子さんも多いと思います。
一年生のころはまだまだ簡単な問題ですが、学年が上がるにつれて少しずつ難しくなってきますよね。
そうなってくると学校の勉強だけではなく、家庭での学習も大事になってきます。
秋田県式勉強法は、家庭での学習に特徴があり、それはきちんと全国学力テストで、よい結果として数字で示されています。
テストは国語、算数、理科、
秋田県はこのテストの都道府県別の順位では常に上位です。昨年は2位、一昨年は1位でした。
2018年度の結果は以下の通りです。
目次
全国学力テストの2018年度都道府県別順位
1 石川 66.8%
2 秋田 66.5%
3 福井 65.8%
4 富山 64.9%
5 東京 63.6%
6 愛媛 63.2%
7 青森 63.1%
8 広島 63.0%
9 京都 62.9%
10 茨城 62.7%
昨年は、県別の順位で石川県に首位を奪われたかたちとなった秋田県ですが、科目別で国語は小学校、中学校ともに1位でした。
秋田県の子どもの勉強法
それでは秋田県の子どもの成績の秘密はどこにあるのでしょう?
秋田県の子どもは小学生になると、家での勉強は自習学習ノートを使って勉強をします。自習学習ノートの呼び方は自学ノート、家庭学習ノート、わくわくノートなどいろいろあり、学年や学校によっても違います。
ノートに書く勉強の種類は何でもいいらしいです。作文でも、計算でも、理科でも、漢字、英語でも。
基本的に1日1ページ以上、テーマは自由。
- 冒頭に目当てを書く。
- 書いて学習する。
- ふり返りを書く。
秋田県式の勉強法とは「目当てとふり返りを持ってノートに書く」これだけです。
以前、テレビでも紹介されていました。
うちの4年生の長女も1年生から毎日、続けています。
ちょっとノートを借りてみました。
赤文字の「め」が目当てですね。「むずかしい漢字」
ということは「ふ」がふり返りですね。「がんばって書けた」
ちょっとてきとうな目当てとふり返りです。。。これじゃ参考にならないじゃん。
しかし内容は、翻車魚(マンボウ)や鰆(サワラ)を漢字で書いていたりしてビックリです。
ぼくは読めませんでした。
ちなみにこちらは2年生の時に書いた自習学習ノートです。
間違い直しは親の仕事です。けっこう親も大変ですが、よく考えてみれば進研ゼミの赤ペン先生の添削を毎日しているようなものですから、学習効果は高いのかもしれません。
これを中学受験もほぼ無い秋田県の小学生が、全員やってるのですから学力テストの平均値も高くなりますよね。
※2019年度の文部科学省による全国学力テストは、小学6年生と中学3年生を対象に4月に行われました。
結果はまだ公表されていません。