みなさんは複数人で食事をした時のお会計時に
「ここは僕が…」
と言ってスマートに財布を取り出し、全員ぶんの支払いをするといった経験はありますか?
ぼくは無かったです。
いざ支払いする時になると、目先の損得を考えてしまって、このかっこいいセリフを言えませんでした。
みんなに奢るこのお金があったら、こんな物も買えるし、こんな事もできる、普段の生活がもう少し潤うって…
貧乏性なんですかね?
しかし、ぼくはこのたび
めでたく念願の「ここは僕が」デビューしました。
その経緯をお話しますと、、、
ぼくのお財布はお小遣い制です。
家計の財布は妻が握っているので、家族でお出かけに行った際の食事の会計は妻が行います。
一応、一家の大黒柱なんですが、ここは僕が…と言うほど諭吉さんを妻から与えられていないのが現状です。
しかし、最近は副業で若干、(本当に少しです)利益が出ているので
念願の「ここは僕が」を言ってみたくなりました。
何だ、嫁に言うだけかと思われた方もいると思いますが、結婚して10年ぼくにとってはそれすらハードルの高いことでした。
さて「ここは僕が」デビューはガストのランチです。
妻、子ども2人、妻の母、ぼくの5人ぶんのお会計です。数千円なんですけど、かつてのぼくにとっては、この数千円が消えることは死活問題でした。
食事が終わり、皆が席を立とうとしたタイミングを見計らって、おもむろに支払い明細を手に取り、
「ここは僕が…」
かっちょい〜♪超気持ちいい〜♪(ぼくの心の声)
妻には初めてだと言われました。どうせならしゃぶしゃぶ屋さんとかで食べれば良かったとも言われました。
おい、普通そこは素直にごちそうさまじゃん!(ぼくの心の声)
そしてその後、立ち寄った某アパレル店で、子どもの服を2着買うときも、
「ここは僕が…」
コンビニで焼鳥や飲み物を買うときも、
「ここは僕が…」
合計3回言いました。
パパかっこいい〜