幼児を持つ親なら、誰もがアンパンマンのグッズの一つや二つは持っていると思います。
世間に広く知られたこの丸顔のキャラクター、オムツのパッケージから、知育玩具、日用品、お菓子、飲料などなど、コラボ商品は多岐に渡っています。中でも赤ちゃん向け商品のラインナップは、他のキャラクター商品に比べて圧倒的です。なぜ、アンパンマンはこんなにも人気があるんでしょう?3つの理由を考えてみました。
目次
性別を問わないキャラクター
アンパンマンのベビー用品での強みは、男の子でも女の子でもOKなところにあると思います。
アンパンマンの外見はかっこよ過ぎず、可愛らし過ぎずちょうどいいです。
またアンパンマン自体の色味は、赤を基調にして黄色と茶色が使われていて、極端に性別を分けるような色は使われていません。
青は男の子っぽいし、ピンクは明らかに女の子カラーですもんね。
性別に関係なく使えるキャラクター商品であるというメリットは、赤ちゃんにとってはすごく重要です。それは、まだママのお腹の中にいる性別が分からない赤ちゃんに対しても、アンパンマンの商品を買っても大丈夫だからです。
ぼくも赤ちゃんが生まれくるのが待ち遠しくて、性別がまだ分からないうちから、アンパンマンのおもちゃを買っていました。
赤ちゃん好みの丸で描ける簡単顔!
赤ちゃんは丸という形が好きだと何かのテレビ番組で見たことがあります。最低限の丸と曲線だけで簡単に描けるアンパンマンの顔は、赤ちゃんにとって正に理想の顔です。
正統派こども向けアニメは大人からの信頼度も高い!
アンパンマン(1969年 原作:やなせたかし)のアニメは1988年に日本テレビ関東ローカルで放送がスタートしています。
ぼくも長女が小さい時は、アンパンマンのアニメをかなり見ていて、登場するキャラクターの名前を数十人くらいは言えるくらいになっていました。アニメに登場するたくさんのユニークなキャラクターもアニメの魅力ですよね。悪役のバイキンマンやドキンちゃんの憎めない間抜けぶりも楽しいです。
アニメの内容は正義の味方アンパンマンが、悪役のバイキンマン、ドキンちゃん相手に活躍する勧善懲悪のお決まりの展開で、最後まで安心して見られます。
最後はお決まりパターンほぼコレ↓ですが、その安定感が心地よい。
- アンパンマン「顔が汚れて力が出ない」
- ジャムおじさん「新しい顔だよ」
- アンパンマン「元気100倍アンパンマン」
- アンパンマン「アーンパーンチ!」
- バイキンマン「バイバイキーン」
子どもに悪影響なシーンはまったくないです。原作が絵本ですから、当然と言えば当然ですが、親も安心して見せられるアニメなのは確かです。
ちなみにうちの子は年中さんになる頃には、「アンパンマンは赤ちゃんっぽいから嫌だ」と言って急に卒業しました。
好きからイヤの格差が激しい!
ですが、こうやって子どもは趣味趣向を変化させながら成長していくんでしょうね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。