2023年3月某日、平日の朝から三種町の砂丘温泉ゆめろんに行ってきました。
ここには以前にもきたことがあるのですが、その当時はサウナにまったく興味がなかったので、今回はとても楽しみにしていました。なぜなら秋田県内では数少ないロウリュサービスとアウフグースが体験できるからです。

三種町の特産品であるメロンにちなんでの「ゆめろん」なんでしょうね。
あと三種町といえば例年7~8月に塩谷浜で開催されるサンドクラフトも有名です。

ゆめろんの入口横に2メートルほどのサンドクラフトが展示されていました。こんな上手に作れる職人芸には感心させられます。
そして夏のサンドクラフト祭り期間中は塩谷浜でこれの数倍も大きく、いろいろなキャラクターのサンドクラフトが楽しめるはずです。
今年は本場のサンドクラフトを数年ぶりに見てみたいですね。
入館料は大人500円、(PayPay可)。シャンプー、ボディソープ設置、鍵付きロッカーあり。お風呂は朝日の湯と夕日の湯があり奇数日と偶数日で男湯女湯入れ替え。
館内施設は清掃が行き届いていて、とても落ち着きます。宿泊施設にもなっているので館内は広めです。日帰り入浴者でも休憩に大広間を無料で使えました。

本日は偶数日のため夕日の湯が男湯でした。
強塩泉、炭酸泉、露天風呂、水風呂、ロウリュウ式サウナなどバラエティ豊かなお風呂を楽しめます。
ロウリュウサービスは日に数回ありますが、ぼくは11:30を狙って行きました。お客はぼくを含め7人、定員は8人となっていますが実際はもっと広い。
時間になると桶とひしゃくと大きめのうちわを手にしたおじさんがサウナ室に入ってきました。ロウリュウを始めますと言って、手にしたひしゃくでサウナストーンにアロマ水?をかけました。ジュワーとサウナ室内の体感温度と湿度が一気に上がります。そしておじさんがサウナ室のお客に向けてうちわで扇ぎ始めると、熱波が押し寄せ、発汗が促されるように感じます。その間2分ほどですが、耐え難い熱さがとても気持ち良かったです。
熱い中、扇いでくださったおじさんに感謝!漫画サ道を見ていたせいかアウフグース終了後に拍手をしたくなりましたが、さすがに誰もしませんでしたね。
もともとロウリュウはサウナストーンにアロマ水をかけて蒸気を発生させるフィンランド式のサービスで、タオルやうちわなどで扇いで熱波をお客に浴びせるアウフグースはドイツ式のサービスらしいですが、日本は本来、サウナといえばカラカラのドライサウナが主流だったのですが、近年のサウナブームによりロウリュウやアウフグースをいいとこどりでどっちも取り入れて発展してきているようです。
まさにここゆめろんもそんな感じですね。
サウナ好きには嬉しいサービス。秋田にはなかなかないので大満足でした。
唯一残念な点は露天風呂です。四角いプールのような形で、背の高い囲いのために景色は空しか見えません。お湯の流れがない溜まり湯です。温度はぬるくないので追い焚きしていると思われます。
それでもここは県内屈指のサウナ施設といってもいい!だってロウリュウサービスがあるもん。